魅惑の黒い稲妻

ひぃ〜!前に書いたのが去年の5月。
2013年ももうすぐ終わるっちゅーのに。
今年はさらに忙しくて
去年よりも運動する時間がとれなかっただんな。
そのせいか、体重もあんまり落ちなくなり
ある一定のところを1〜2キロ
増えたり戻ったりしてる状態だねぇ。
最初の頃はカロリーやら
調理方法やら、
すっごい気をつかって暮らしていたっけ。
けれども
ちょっと数値が安定してきて
薬も飲まなくてよくなり、
病院で定期的にみてもらっても
「異常なし」が続き、
お医者さんにも
「この調子でがんばって!」としか
言われなくなっちゃうと
気が緩むってもんです。
時々飲んでいた缶コーヒーも
無糖→微糖→普通のミルクコーヒーに
いつの間にかなってたり、
お菓子も「ちょっとならいいか!」って
食べちゃったり。
ブラックサンダー
ユーラクの大ヒット商品の
あの美味しいチョコバー。
家族みんなが大好きで
大袋に入ったミニサイズのを
時々買っておいてある。
他のお菓子はそんなでもないけれど、
だんなはあれの誘惑には
どうしても勝てないらしい。
隠れてこっそり食べるということはしないので
そのへんはエライけども、
ブラックサンダーの周りをうろついて
「チョーダイ、一個だけチョーダイ、、」
という目でずーっと私を
見てくるんだよぅ。
そういう目に弱いので、ついつい私も
あげちゃったりして。
こんなんじゃダメだ〜!
そういう事もあって久々に
行った健康診断の結果には
ドキドキしたけれども、
血糖値もヘモグロビンA1cの数値も
基準以内をキープしていて
「異常なし」。
あぁ、よかったぁ!
いや、よくないよ。
糖尿病の怖いところって
調子がいい時についつい油断しちゃう
ところだと思うのよね。
今後の課題は
糖質とカロリーだけじゃなく、
塩分にも気を使うこと!だなぁ。
それとブラックサンダーはあんまり
買わないようにする!
おいしすぎて危険です、あれは。

ガマン・ガマン!


家族がおなかをすかせているというのは、
ガマンならん状態なのだ。
好きなものをたくさん食べさせて、
「あぁもう、お腹いっぱい♡」という
満足気な笑顔をホントは見たい。
けど過剰な糖分と一緒で、私のそんな
「甘やかし」はだんなの体には毒なのよね。
食べたい!という欲求と戦うだんなは
それはそれはつらいだろうけど、
食べさせたい!という欲求と戦う私も
結構つらいもんがあるわ〜。かといって
あれもだめ、これもだめと我慢させてばっかだと
今度はストレスでおかしくなるしねぇ。
「ちょうどえぇ」って難しいのね。
ずっと模索中。

わりと他力本願

さて。
今までラーメンや焼きそばにも
ごはんをつけ、寝る前にも平気でコーラと
ポテチを食べていただんなの
食生活をどうかえようか?
なにはともあれ、夜中のおやつは厳禁だぁ!!
次に糖尿病の敵である糖質を
制限しなくちゃね。
ごはんの量を減らさなきゃならん。
ちょっと大目に盛っていたごはんは
私と同じくらい(茶碗8分目くらい)にする。
当然おかわりはなし!
麺類のメニューの時は、もちろんごはんはなし。
そのかわり野菜は多めでもいいかなぁ?
肉類も今までより心持ち少なめ?
基本的に「私と同じくらいの量」を
目安にすりゃいいかな?
カロリー計算とかやってない。
結構てきとーで。
けれど今までちょっとのおかずでも
お米をガンガン食べていただんなには、
やっぱり物足りない。
少食の部類に入る私と同じくらいの量だから、
お腹が空くのも早いし。
野菜はキライじゃないけど、
そればっかだと虚しくなるそうで。
そうよねぇ。
ボリュームのあるものもやっぱり食べたい
だろうねぇ・・・どうしましょ?
料理上手というほどでもない
私の腕にも限界があるぞ。
そこでとりあえず本屋で目についた本を
3冊買ってみたよ。

NHKの「きょうの健康」のと
糖尿病用のレシピ本と、低カロリーといえばこれ。
タニタの社員食堂の有名なレシピ本。
糖尿病食といっても、
結構ボリュームもあって
味もしっかりついてておいしいのでビックリよ。
なんかこう、病院の食事みたいな味気ないの
想像してたから意外だったなぁ。
この本たちのおかげで
パサつきがちな鶏ささみを
おいしく食べる調理法を知ったし、
だんな自ら「これが食べたい!」と
料理することもあって、私も楽になる♪
ほんとに助けられてます。
ネットでも検索すれば、
糖尿病用や低カロリーのレシピは
いっぱいでてくるのね。
その中からだんなと二人で
「今度はこれ作ってみようか!」と
選ぶのも楽しかったりして。
しかし最近ちょっとマンネリ気味だなぁ。
また新しいレシピを探してみようかな〜?
って、人様にたよりっぱなしではないか。
自分でオリジナルのレシピでも
考案してここにのせられれば
かっこいいんだけどね〜。
ムリムリ〜。

Fighting!

いったんリングに上がってしまったらひとり。
結局は自分一人の力でなんとかしなくてはならない。
この持病と戦う人たちってボクサーに似ていると思う。
171センチちょい、
体重90キロ近くのうちのだんなは
糖尿ボクサー。
そして私はセコンド的存在の嫁です。

糖尿病と診断されたのはおととしの秋頃。
ショックというよりは
「あーほら、やっぱりね」であった。
仕事が始まるとだんなは
しばらくうちに帰ってこない。
その間すべて外食なのだが、
真夜中にピザ1枚とパスタと揚げ物なんか
食べてりゃ、そりゃ〜太らない方がおかしい。
お弁当や食堂でも高カロリーがっつり系のを
食べてる様子。
しかも基本夜型で不規則だから、食事も1日2食。
肉体労働ならまだいいけども、
デスクワークオンリーで運動不足。
まるで朝稽古のない
相撲部屋のようじゃないか・・・
とはいえ家での食生活にも問題がなかった
わけじゃない。
野菜を多く食べさせるよう
心がけてはいたが、お米があれば満足なだんな。
ラーメンなどの麺類にもライスを
つけていたし、一時期ちょっと流行った
そばめしなんてのも大好きだった。
炭水化物と炭水化物。
もっともやっちゃいかん組み合わせだよねぇ〜。
そんでもって私の趣味はお菓子づくり。
「売ってるのよりうまい♪」なんて
言われると頻繁に作ってしまうのよねぇ〜。
おいしそうに食べてるのみると
うれしいから、食べ過ぎかな?と
ちらっと思ってもついつい
脂身たっぷりの三枚肉をあげちゃうのよねぇ〜。
私にも反省すべき点がいろいろあったのだ。
さて。 これからどうしよう。
なにからどう始めたらいいのか
全くわからん。
けどとりあえず痩せなくちゃいかんよね、と
漠然と考え始める。
第一ラウンドのゴングが
「かぁぁ・・〜〜ん♪」と弱々しくだけど鳴ったよ。